天才はニューロダイバシティを通じて万能のノウハウを獲る

Pocket

●総合的な才能を併せ持つギフテッド

ギフテッド者の中には一つの分野の突出にとどまらず、マルチな発展がとげられるタイプがいます。

言語的知能

論理数学的知能

音楽的知能

空間的知能

身体運動的知能

博物的知能

対人的知能

内省的知能

などを、総合的に発展させる万能タイプがいます。

 

代表的なな偉人でいうとレオナルド・ダ・ヴィンチです。

 

数学、生理学、物理学、力学、動植物学、天文学、地理学、建築学、絵画、音楽など様々な分野に、業績とノウハウを残しました。

 

三国志の時代の曹操孟徳は、武芸、戦術、政治、軍事だけでなく、詩文、舞踊にも秀でていました。

 

そんな、「天」が二物も三物も与えた才能開花がなぜ出来るのか?

その理由が、ニューロダイバシティ「神経の多様性」による万能の応用力にあると私の中で繋がりました。

スポンサー広告

●万能の応用力をもたらすニューロダイバシティ

海外では、発達障害の特性のことを

 

ディスアビリティ(能力がない)ではなく、ニューロダイバシティ(神経の多様性)と価値を認める言葉があります。

 

ギフテッドの総合的な発展は、まずは一つの分野で得た経験知を、(神経の多様性)を持つ脳内で別分野の知識・経験に繋げて、様々な分野に応用するのです。

 

平たくゆうと「万能の応用力」です。

 

例えば、

 

社会で学んだ法則を芸術に、

英語で学んだ法則を音楽に、

数学で学んだ法則を歴史に

 

 

一見バラバラに見える物事から、法則を学びとり、知識を結合させて、他の分野でも共通するノウハウとして繋げることで、多面的な成長を同時に遂げることが出来るのです。

 

この法則を読み解くことを「抽象化(具体化の逆)」と言います。

●勝敗スキルの抽象化である「兵法書」

一つの現象が、どの様な原因と結果を持つのかを読み解き、自分の抽象的理解として他の分野に応用をするのです。

 

例えば

兵法書です。

戦争の勝敗を見て、どの様な組織、どの様な指令形態、どの様な心理状態で、戦をどう導いていったか?

 

現実にあった出来事から、勝因の法則を抽出することが「抽象化」です。

 

その「抽象化」されたエッセンスを読み解き、目の前の課題に応用することが根本的IQの使い方なのです。

 

驚くことに「抽象化」された教訓は1000年、2000年の時代を超えて現代に活用出来る真理を含んでいるのです。

●2500年後にも応用出来る法則

「孫氏の兵法書」は紀元前500年の中国で、孫武によって書かれ、紀元後200年に三国志の曹操孟徳によって、再編纂をされた戦争の「抽象化」マニュアルです。

 

しかし、そのマニュアルが2500年を超えた現代のビジネスにも応用出来ると、注目をされています。

 

戦争のためのマニュアルが、2500年後のビジネスに応用出来る。

 

この、「抽象化」された法則の読み取りと、必要な情報の抽出、他分野への応用こそが「1を知り10を知る」ギフテッド者の思考過程に近いものなのです。

 

私は、母に捨てられた体験から、自身を客体化して物事を抽象化するイメージをつかみました。その抽象化概念から西洋哲学史を学び、ニューロダイバシティ(神経の多様性)を自覚したのです。

●抽象化は自身も点と捉えるもの

目の前で見聞きしていることを「抽象化」をするには、余計な枝葉を取り除いていくことから始まります。

 

私たちが普段、視覚できる視点は半径10数メートル程でしょうか?しかし、その様な視覚的に見える情報の詳細は「抽象化」にあまり必要ありません。

 

まず、自分が置かれている立場の構造(社会)を知る為には、自分視点からではなく、自分をはるかに客観視して。多くの人々の中の一人と、カメラをずっと引きます。

 

視点を引くだけで、かなり全体の構造は見えやすくなります。

 

わかりやすいイメージがグーグルアースです

グーグルアースでビューアーから、道、町、市、県、国、世界と視点を広げると、枝葉の細かさは見えなくても、地形、位置関係、方向性が見えます。

 

なるべく客体化して、正確に抽出された情報を基に、今度は焦点を絞って情報を再抽出します。

 

時間軸、諸条件、関連性、相互性、利害、背景、行動力学、心理、様々な人々の視点など、、、

 

その様な多角的な情報の抽出から「原因」と「結果」の過程を知る。こうする事により、法則を読み取り、目の前の出来事を応用できる形に「抽象化」することが出来ます。

 

これが出来ることで、哲学などの「抽象化」された概念知を理解しやすくなります。

●哲学から学びとるもの

哲学というものに、多くの人は賢ぶってる人の言葉遊びや、口にすることでブランド物のアクセサリーを着ける様なものだと感じるかもしれません。

 

それは、哲学から学びとる要素を抽出出来なかった人が、場面にそぐわない引用をしていたからかもしれません。

 

18歳で読書を始めた私は、かなり初期の法で西洋哲学史を読みました。

 

その中には、時代を超えた真理も含まれていましたが、非常に無駄な枝葉も多くありました。

 

現代に生きる哲学と、生きない哲学の差は、現実反映型が、妄想型かによると思います。

●結合する知識の「統合」を「失調」しないために

哲学者の頭脳の中では、知識の結合「ニューロダイバシティ」が起こっていたと思います。

 

ただ、知識の結合は気をつけなければ、統合失調症者の様な現実とかけ離れた妄想に発展してしまうのです。

 

なぜなら、知識の結合遊びは小中学生程度の、不完全な社会を観る視点(世界観)しか、構築出来ていなくても没頭することが出来てしまうからです。

 

もし、精神の専門職が読んでおられたら、私の語るニューロダイバシティ体験に統合失調症の要因を感じると思います。

 

関連性のない知識の結合により支離滅裂な主張になりかねない危うさを感じると思います。

 

私は、知識が結合して産まれてくる情報が、

 

支離滅裂な妄想になるか?

真理をはらんだ論説となるか?

は、現実社会の情報を反映した知識量の差によるものだと思います。

 

自分の論説に満足してしまわずに、絶えず情報を更新し続ける努力と、情報を抽象化して生き方の指針に組み込み、その仮説を実践していく中で、ニューロダイバシティが起こす、知識の結合は明日を見通す力になるのです。

●哲学は「妄想」と「コラム」と「教訓」

その見地をもって、哲学を学ぶと、「現代に活きるもの」「あまり必要がないもの」と分別されていきます。

 

複雑で特別に見える哲学思考は、理解が出来ない読み手の能力不足だと思わせるものです。

 

しかし、その知識の根本は天からふってきたものではなく、その哲学者が生きた時代背景から産みだされたものです。

 

難解な論説を知る為には時代背景を知り、その時代のテクノロジーや社会システムの発展段階を考慮して、不必要な情報は捨てて、時代を超えるエッセンスをつかむことが、応用化が出来る学びとなります。

例えば、紀元前後に記された孫子の兵法書には、ミサイル、重火器などの現代兵器の例えはありません。

 

あくまで、騎馬、歩兵中心の軍隊が戦う方法で表しています。

通信・伝達手段は、ITの通信機器、レーダーではなく、銅鑼、旗、声などです。

 

それが時代の制約というものです。

 

現代の戦争でそれを応用しようと思えば、そのアナログな部分は捨てて、テクノロジーの進化に影響を受けない要素を抽出します。

 

この様に、必要な情報と抽出と選択を、フォイエルバッハという哲学者は、「不必要な枝葉を捨てつつ学ぶべきことを拾う」アウフヘーベンという言葉で表しています。日本語では「捨揚」、ことわざでいうと「温故知新」です。

まず、哲学や兵法の用な「抽象概念」を理解する為に必要なことは、時代背景と歴史を知ることです。

 

そうすることで、哲学や兵法が

 

その時代にしか通用しない「コラム」なのか、

その人の頭の中だけで広がった「妄想」なのか、

現代に通じる「教訓」なのか

を理解出来ます。

 

「教訓」の部分をアウフヘーベンして再抽出して、現実の自分の発展に応用することがギフテッドの発展的思考のプロセスに近いものなのです。

●2ヵ月で30歳の精神的成長

18歳で読書を始めた私は、かなり初期段階で西洋哲学史を読みました。

 

非常に難解な読書でした。しかし、哲学には学問の基礎があり、人類史の発展を理解する手がかりがありました。

 

大まかに必要性を拾えたものは、弁証法、対立物の統一、スコラ的議論の批判、感性、悟性、カテゴリー、理性、アウフヘーベン、、史的唯物論、などを理解する過程で、脳神経のニューロンとシナプスの連結の仕組みを知り、神経の多様性の連結を得ました。

 

私は、哲学を通じて紀元前の人々の考え方の概念から現代に至るまでの、思考の変遷を大まかに学び、現代の社会の発展段階を知ったのです。

 

「哲学史」を読む前は中学生ほどの精神年齢だったと思いますが、読んだことで30歳程、精神年齢が飛躍して奇妙な落ち着きが産まれて行動が変化しました。実際経過したのは2ヵ月程の時間でした。

●次の時代への発展は福祉思想

私が国際的な福祉の概念に深い共感と期待をするのは、そこに人類が積み上げてきた叡智を感じるからです。

 

歴史を振り返り、時代の必然として起こった多くの戦乱を経た結果、戦争に頼らない対話と協調のバランスで、国際社会が成り立っていることに、人類の進歩を感じるからです。

 

人種、考え方、文化、生活様式が違う人々が戦争に頼らずに理解をしあっていくことが「ダイバーシティ(多様性の理解)」です。その思想は、考え方、感じ方、成長の仕方に違いのある発達障害者や、少数派の人々の理解に繋がっています。

 

福祉に含まれる思想の根底には「愛の探求」があり、人類史の叡智として「インクルージョン(共生)」という概念が獲得されていったと感じているからです。

 

それが、私が人類史のファインダーをひいて「抽象化」した教訓から、これからの時代に応用する概念知です。

 

この人類史の叡智のダイバーシティとインクルージョンの真価が、多くの人に理解され、より良い時代に発展していくことを望みます。

フォローする