こんにちは、Corgison Rikeiです。
世界中で「新型コロナウイルス感染症(※以下某ウイルス)」が猛威を振るっている、今のご時勢に、この記事をお読みくださりありがとうございます。
Corgison Rikei
京都大学大学院理学研究科卒、時間生物学専攻。多数のアルバイトと研究職を経てから、現在は実体験と知恵知識をもとに、幅広い層に向けたライフハックを届けている他称研究者。精神障害者当事者でもあり、ユニバーサルな環境作りを基礎理念として活動している。論理的クリエイターとして様々な情報発信中。凸+凹=◇≠□。趣味はホモ・サピエンスの研究。双極性障害II型/発達障害/精神手帳2級
Twitter:@corgison
Mail:kimagureya.online@gmail.com
Web:https://corgisonrikei.wixsite.com/kimagureya
某ウイルスに関して、連日ネガティブで恐怖感を感じさせる情報が飛び交っています。
その影響によって世界中の精神科においても、某ウイルスの影響による不安や失望観などを訴える患者が増大し「コロナうつ」といえる症状が広がっています。
とくに、過度な情報に刺激を受けやすい発達障害者や、繊細な感性を持つHSP者には、感染症予防と合わせて注意が必要です。
そこで、私からは4つの「ない」(しない)と、気持ちを安定させる方法の一部をご紹介いたします。
1.テレビ・ネットの情報を見過ぎない
重要・緊急的な情報を得る手段の一つにテレビがあります。今の時期は特に、どの番組でも某ウイルスの話題でもちきりでしょう。
これは他の報道内容でも当てはまりますが、過度なマイナス情報を取り込み過ぎると精神まで侵されてしまう場合があります。
決まった情報番組だけを見たり、適度に某ウイルスとは関係のない番組を見て精神に息抜きを与えるといいかもしれません。
インターネットでのニュース記事等も上記と同じように扱いましょう。
2.SNSを見ない
昨今ではテレビよりSNSを見ている頻度の方が高いのではないでしょうか。
SNSではテレビと異なり、情報元が不確かであったり様々な人の主義主張が投稿されています。NGワードにしていても、某ウイルス関係の投稿を避けられない状況でしょう。
情報の取り込み過ぎは1でお話しした通りです。SNSはNGワード・ミュート・ブロック等の様々なツールがあります。
日常の中で「このアカウントの記事を見ると心が辛くなるな…」と感じたら暫く距離を置くことが大切です。
情報は大事ですが、心を壊すような気が重くなる記事を拡散するアカウントとも一旦距離をとりましょう。
SNSを見ていると、無責任で過度に不安をあおる情報が氾濫しています。
不確かなオーバーシュートの予言や、公式ではないウイルスの変異の情報など、無責任に発言を煽る情報には国が対策を講じる必要性も納得できます。
この時期は私信のSNSは見ない方が無難かもしれません。
それでも、SNSで情報を仕入れたい場合は、発信をされている方の素性、専門性、立場などを見極めてから情報を吟味することをお勧めします。
3.周りを気にしない
日本人の国民性として、同調性の強さや右へ倣え精神でつい周りと自分を意識しがちかと思います。今回も誤情報にも関わらず、一部の買い占めが新たな買い占めを起こし、大きなパニック騒動へと発展してしまいました。
人は今まで出会ったことのない危険・危機に晒された場合、不安・恐怖・焦りを感じるものです。それはごく自然なことです。
しかし、状況は刻々と変化し続け、何が正しく何が正しくないのかを判別することは非常に困難であるということです。
したがって、他の人が情報をたくさん仕入れているからといって真似する必要はありません。知人が1回に何mlアルコール消毒をしている、と言われても、それに倣う必要はないです。
自分の中で正しいと思われる情報(国の情報等)に従い、行動すればそれで良いのです。周りを気にしないで済む分、心に余裕が生まれます。その余裕が、生活の質の向上に働くでしょう。
4.先のことを考えすぎない
誰もが思っていることでしょう。
—これからどうなるの?経済は?仕事は?お金は?学校は?感染したらどうしよう?
これからの将来は?子供はどうしたら?—
答えは「現段階ではわからない」です。貴方の生まれた年代から、2020年現代のような様子を想像できた人間は、恐らく一人もいないでしょう。それは、これからの未来でも同じです。
つまり、先のことを考え過ぎても精神的負担が増え徒労に終わるだけです。
それよりも、世界的危機の中「今現在どう生き延びるか」をしっかり考えましょう。
その道はすでに情報として確実に挙げられています。最終的には、適切な環境下で日常的な生活を送ることが、精神的にも予防にも良い効果を生み出すと思っております。
最後に、今回あえて「某ウイルス」と用語を変更させていただいたのも、精神に少しでもダメージを与えたくなかったからでした。
私は、過去に大事件が起こった際、SNSとテレビを日常通り見ていた筆者は、不眠のちパニック症状を起こし、救急車で運ばれることとなりました。
それ以降、自分の精神に攻撃を与える大事件が起こった際は、できるだけ見ない、聞かない、触れないように心の中でショックを風化させています。
5.「今現在を生き伸びる」情報の収集と選択を
どうも。私が、例の「コロナうつ病者」です。
私は連日の不安からまんまと某ウイルス情報を集めまくっていました。そして、情報を繰るごとに現段階では打開策が見当たらない事に負担を感じ続けていました。
しかし、それでも必要な情報は仕入れた方がいいと感じます。
ワクチン開発や治療薬はまだ先でも、感染予防については様々な情報があるからです。
知る事で感染を防げる情報があるのです。
大事なのは、正しい情報の取捨選択なのです。
そして、必要な情報を得れば、あえてシャットダウンをして娯楽を楽しむことが「コロナうつ」対策になるのです。
世間では緊急事態宣言が出ている真っただ中ですが、いまだにマスクを着けずに人込みを堂々と歩いている人がいます。
また休業要請を無視しているパチンコ店に行列ができ、コロナウイルスに活力を与える3密空間がつくられている中へ、平然と通う人達でにぎわっています。
この時期に、なぜその様なことが出来るのでしょうか?
私は、必要な情報収集の格差が原因ではないかと思いました。
未知のウイルスに対して、数カ月前まで世界中の多くの国々や医療関係者の中で楽観論があふれていました。
「インフルエンザと同程度」「アジア人だけがかかる病気」「マスクは不要」「封じ込めは成功した」などと、、、
中国武漢市での感染拡大から、どの国にも等しく時間は与えられていたのに、対策を講じる期間はあったのに、その情報との付き合い方によって、国を揺るがす程の明暗が別れました。
その情報に危機感をキャッチして対策を講じた国(ドイツ、台湾、韓国)では、感染拡大のリスクを抑えて、医療崩壊を防ぐことで致死率の大幅な低下に成功し、感染終息に向かいつつあります。
ニュースソース:日経ビジネス
その情報を軽視、否定、無視して自国に迫るまでの時間を棒にふった国(アメリカ、イタリア、イギリス、フランス)では、感染拡大が爆発して医療機関のキャパシティーを超過し「救える命が救えない」状況から、致死率が跳ね上がりました。
後者の国の多くは現在は都市封鎖・ロックダウン状態ですが、感染拡大直前まで多人数での会食、ライブ、スポーツ観戦、観劇などをマスクもせずに続けていました。
まるで「沈みゆくタイタニック号で踊る人々」の様であったと形容されています。
それも数カ月前では仕方がなかった側面があります。
人類はこれまでも数々の感染症の危機にさらされて来ましたが、その危機を乗り越えて医学、公衆衛生、社会システムを高度に発達させてきました。
この発展した社会システムを打ち破る感染症など前例がなく予想も出来ないものだったからです。
しかし、今は数カ月前と違います。
感染症と闘ってきた先進諸国の経験が情報となって存在しているのです。
ワクチンや、治験で証明された治療薬はなくとも、感染予防をする情報は明らかになってきているのです。
したがって、この時期に感染予防対策もマスクもせずに、仕事以外で人込みに行ける人は「命を護るのに必要な情報」を集めることが不足していると感じるのです。
とは言え、情報を見過ぎるなと言ったり、見た方がいいと言ったりすると混乱すると思いますので、私の独断と偏見で正しいと思う情報を整理してリンクを貼っておきます。
Googleニュースでは世界の状況や、新たな感染対策方法などが掲載されています。正しい情報の発信に努めているGoogle社の情報には偽情報は含まれにくいと思います。
厚生労働省やNHkの情報には国家的な隠ぺい説を唱える人もいますが、それを唱えている人の素性や根拠よりは確かな情報です。検査の実施総数の不足はありますが、毎日実数は更新され、入院数、致死率などの数値の推移から、感染拡大の推移を把握する事が出来ます。
これらで「生きる為に必要最小限の情報」を仕入れた後は、、、
スパッとコロナ情報から離れましょう。
いくら焦って情報を集めようとしても現段階でわかっている事実は更新されず、閉塞感を感じるつしかないからです。
6.今かかると大損!もうちょい医学の進歩をまちましょう
しかし私は悲観はしていません。人類も手をこまねいているばかりではないからです。
そして、治療薬、治療方法の選択肢も増えています。
新型コロナウイルス(COVID-19)の治療薬候補(2020年4月17日時点)
投薬としては、アビガンだけではなく、カレトラ、クロロキン、レムデジビル、などの他の感染症で効果を発揮した薬剤に一定の効用があげられています。
吸入薬としてはオルベスコという薬があり、私も過去に喘息様気管支炎の屯用として服用していたものもあります。
そして「回復者血漿」療法というコロナを克服した方の血漿を輸血して、抗体を獲得する治療方法に非常に高い治療効果が報告されています。
しかし、この感染症が未知のウイルスである為に治験を十分に行う期間がなく、安全性が承認しきれていない為、治療現場で実験的な投与が行われています。
新型コロナウイルス(COVID-19)のワクチン開発状況(2020年4月17日時点)
ワクチン開発は世界中の機関・企業(以下表参照)で競う様に行われています。
(米国) ジョンソンエンドジョンソン ノババッグス ファーマシューティカルズ ファイザー
(日本) アンジェス 田辺三菱製薬 IDファーマ
(米国) ファイザー + (独国) ビオンテック
(英国) グラクソ・スミスクライン + (中国) クローバー
(仏国) サノフィ + (英国) グラクソ・スミスクライン
(仏国) サノフィ + (米国) トランスレート・バイオ
ノルウェー「感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)」(米国) イノビオ + モデルナ + ノババッグス + (独国) キュアパックス
早いところでは、すでに人体への治験も行われ、今夏の終わりまでににデータが出るものあります。
ただし、コロナウイルスが多様の変異をしている為に、それらに対応した実用的なワクチンが開発されるには時間がかかるではないかと思います。
治療薬の中には国内での承認が降りていないものもありますが、藤田医科大学や国立国際医療研究センターで承認準備が進められています。
この未曾有の感染症に対しても、医学は進歩を続けて治療法獲得に向けて進んでいるのです。
しかし、その治療も感染拡大が進み続けると、受けれる治療にアクセスできずに受けられず「救える命が救えない」状況となりつつあるのです。
だから、今かかるのだけは大損です!!
どうせかかるならもうちょっと後にしましょう!
いまは、みんなで大人しくインドアに過ごして、感染拡大をとめましょう。
そうすれば、道が開けるのです。
みなさん、積極的にひきこもって、堂々と逃げて下さい。
必要な情報を最低限仕入れたら、あえてコロナから離れたメディアに触れて、積極的な現実逃避・積極的な引きこもりをしましょう。
無料配信されているYouTubeでも面白いコンテンツがたくさんあります。
私は、有料ですがU-nextというサイトで、映画、アニメ見放題のプランを活用しています。
「バットマン」シリーズや、アニメの「ハイキュー」を一気見して心がほぐされました。
皆様も必要な情報とうまく付き合い、意図的な現実逃避でバランスを保ち、この危機を心身共に無事に乗り越えていきましょう!!
にほんブログ村
メンタルヘルスランキング
にほんブログ村
発達障害ランキング