世界的企業が証明する自閉症・ASDの優位性

 世界の発達障害者能力開発  

いま、世界では発達障害ASD(自閉スペクトラム症)者の優位性に注目し積極的に活用する企業が増えています。

  • デンマークのspecialisterne財団
  • ドイツのSAP社
  • ドイツ銀行、イギリス支社
  • イギリスのAuticon社
  • アメリカのマイクロソフト社

などで、積極的な雇用環境整備と能力開発によってASD者がバリバリと活躍しています。

ASD者は   

知性に優れ

倫理的

超合理的思考、

問題解決能力

分析能力

細部への集中力

などの能力特性を持ち、うまく発揮されれば企業にとって素晴らしい戦力となります。  


しかし、能力特性より先に社会性の問題でつまづき、能力を発揮できる場所までたどり着くことが困難でした。

その弱点を補うために様々な研究や合理的配 配慮が試行されています。

  能力を見極め磨くフォロー  

マイクロソフト社では、通常の面接スタイルだけでは、発達障害者の有能さを見ることが出来ない為、1日で終わる面接を5日間かけて行うようにしています。

実際に仕事・作業を一緒にする環境の中で、相手のことを良く知り、その人が自分の才能を見せられる機会を作っています。

同様に、発達障害者に特化した採用・インターンシップ・職業開発を、大学・研究機関と連携して行っている会社も増えてきています。

デンマークSpecialisterne(スペシャスリト)財団 

従業員の大部分がASDの診断を受けている革新的な会社です。

自閉症の持つ特別な才能を活かし、競争上の優位性として活躍できるように、ビジネスコンサルタントの事業をされています。

自閉症の人々の能力開発行い有意義な雇用を確保する為に世界各地で事業を展開しています。

従業員の大部分がASDの診断を受けている革新的な会社です。

自閉症の持つ特別な才能を活かし、競争上の優位性として活躍できるように、ビジネスコンサルタントの事業をされています。

 発達障害者の能力開発をしている、世界的企業と大学・機関

ドイツ SAP + ケンブリッジ大学 + スペシャリスト財団

ケンブリッジ大学と連携して、インターンシップを行いデータサイエンティスト、デバッカー、ソフトウェア技術者として採用を進めています。

能力が正当に評価されて、障害者雇用枠の勤務でも給与が他の社員と同額支給されています。

ドイツ銀行 イギリス支店 + ロンドン大学 + イギリスAuticon

ASD者の卒業生を対象にインターンシップを行いました。業務内容としては、IT、リスク管理、ファイナンス、営業、各種銀行業務の研修を行いました。

インターンを通じて、ASD者が持つ「細部への集中力、問題解決能力、論理的な思考力、分析能力」が特に評価され、献身的に働き続ける姿勢も顕著になりました。

そして、障害者雇用のインターンにも関わらず、給与は他の社員与と差額がないものが支払われています。

他にも、

フランスのグルノーブル経学学院 + 自閉症の啓発団体Autistica


アメリカのマイクロソフト社 + スペシャリスト財団

などの大企業で研究機関とともにASDの能力開発と、つよみを活かした積極的な雇用が研究開発され続けています。

 マイクロソフト社に必要なASD力 

マイクロソフト社では、「障害者の包摂的雇用というプログラムを開始しています。

ASD者が能力を社会で発揮出来ずに、低雇用率なことに対して

「自閉症者の不完全就業を減らすこと」

「自閉症者は十分に活用されておらず、

わが社にはASD(自閉症スペクトラム)の人に合った職務がある」

と公言されています。

ASD者が通過し難い面接やインターンシップの場面を、大学や自閉症協会等と連携して行い、能力が発揮される前にふるい落とされてしまわないように配慮されています。

採用後は、ジョブコーチやコミュニケーションの支援員がフォローを行い、通勤や生活に関わる諸手続きを支援してくれます。

を行い、通勤や生活に関わる諸手続きを支援してくれます。

その様な環境配慮のもとでASD者が能力を発揮すると、脳の処理のいくつかにおいて優秀で有利であることが明らかになってきました。

 世界的企業が証明したASD者の能力 

マイクロソフトでは偏見や差別ではなくASD者を活用しの能力開発を進めていた結果、ASD者の以下の様な優位を認めています。

世界的企業が証明したASD者の優位性 

・頭に違うOSが載っているようなもの。

・ASD者の考え方の違いは通常では突破できない障壁を乗り越える

・毎日たくさんの問題に直面し対応しよう試行し続ける。

繰り返し行う仕事、細部にこだわる必要がある仕事を高精度で行える

・マイクロソフトのような企業にとっては素晴らしいスキル

プログラムの余波として、現社員の中からもASDをオープンにする動きが出て来たそうです。

ワシントン州レドモンドの本社から拠点に開始されていましたが現在は、日本のマイクロソフト社でも発達障害者のインターンシップが行われつつあります。

この様に海外の大手企業では発達障害、ASD者の能力開発と活用が進められています。

ASD者の脳は発達を続けている。

また、カナダのモントリオール大学の研究では、視覚障碍者が聴覚を発達させるように、ASD者は社会性の障害をある種の発達で補うことが発見されました。

それは、「脳機能の発達」です。

まだ、社会環境が整っておらずに世に出れていないASDの皆様も、その価値が発揮できる社会環境の可能性は広がって来ています。

自分を信じて、特性を磨き、尖らせて、自分らしく社会を生きる道を探してみて下さい。


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