働く道を求めて!
今、仕事をする中で発達障害特性に気づき、働き方を模索する人が増えています。
私は行政相談、個人相談を通じて、多くの就労相談を受けて来ました。
話しを聞くと、山あり谷ありの人生があり、華々しい経歴や人気者だったエピソードもありました。
しかし、生きづらさを抱えておられ、それでも必死に努力をされてひたむきに生きておられるんです。
ただ、少し環境とマッチングしなくてその良さが生かされない、逆に仕事場で求められている努力の方向からずれた頑張りをしてしまっているなどが感じられました。
その様な方々に進めたのが、就労移行支援事業所でした。
アホでもわかるように3つだけでいうで!!
プロデュースとパスポート
仕事で必要な力をトレーニング
発達障害者は一面で専門特化したスキルを持っていることがありますが、そんな力が求められる環境は下積みを積んだのちだったりします。
その下積みで求められる力は、、、
「報告・連絡・相談」
「あいさつ」
「指示通りに事務作業をする力」
などなどです。
誰にでもできる仕事をソツなくこなし、社会人としての立ち振る舞いを身に着ける。
学生時代の講義だけでは学べず、社会に出て失敗しないと学べなかったりするんです。
私もたくさん失敗をして学びました、、、が、それを、いやな思いをせずに学べるんです。
自分の売り方をプロデュース
会社の面接を受ける前にホームページなんかで、その会社の情報を仕入れたりしますよね。
面接官はその会社にとって、その人がお願いしたい仕事をしてくれるかを見ています。
でも、会社のコンセプトや事業内容だけを見て、どんな仕事力が求められるのか?想像することが発達障害者は苦手だったりします。
就労移行支援事業所では、
キャリアスタッフが「その人」の長所・短所から、
職場で求められる売り出し方を形にしてくれるんです。
そして、
オーディションの練習(模擬面接)をしてくれたり、
リハーサル(職場実習)をしてくれます。
障害者雇用へのパスポート
障害者雇用って、掃除、工場、作業所ってイメージがあるかもしれません。
でも今は色んな職場、職種があるんです。
障害者雇用のフィールド
ベンチャー、中小企業、大企業、外資系企業まで
いろんな会社や職種が選べるんです。
一番多い職種は事務職で、
IT・SE・PG・研究開発・生産技術・営業販売などなどの
職種があります。
働ける場所も広がっており、
都市部の大企業ほど積極的に環境づくりを進め
られています。
最近では国家公務員の障害者採用などもホットな話題
ですね。
障害者雇用の中には、年収500万以上~1000万円代の労働条件なども広がっています。
そんな障害者雇用へのパスポートが就労移行支援事業所のおすみつきです。
専門のキャリアスタッフが「この人はちゃんと仕事できる人ですよ」って、保証をしてくれて採用する側も安心して仕事を任せられるのです。
失敗して傷つくよりも近道
訓練期間は最長で2年間、早い人は3カ月~6か月ほどの訓練で雇用に繋がることがあります。
とくに一回社会で傷ついて、再出発をする方には自分の課題と長所を就労移行支援事業所で整理して再出発されることがおススメですよ。
せやけど、ほんまにちゃんとやってくれるとこ、あるんか?
あんで!まぁ、これみてみい!!
リンク先:発達障害者である専門職のインディペンデンス
コメント
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