― 封神演義を下敷きにしたキャラクター設定 ―
このサイトでは、発達障害の当事者としての体験、相談支援専門員としての実務、そしてAIとの対話から生まれた気づきを書いています。
ただ、扱うテーマはどうしても重くなりがちです。
発達障害。
家族。
怒り。
孤独。
支援。
仕事。
AIとの関係。
人生のつまずきと再構築。
こうした話を、私ひとりの語りだけで書き続けると、どうしても文章が硬くなったり、読み手との距離が近くなりすぎたりします。
私自身、言葉に熱量が乗りやすい人間です。
しかし、そのまま書くと、読む人によっては少し重くなります。
そこで、このサイトでは、難しい話を少しでも読みやすくするために、語り部となるキャラクターたちを置くことにしました。
当初は、当たり障りのないゆるキャラにしようと思っていました。
でも、私の文章はもともと、回りくどく、歴史や物語、古い言葉の構造に引き寄せられやすいところがあります。
それなら、無理にかわいくするよりも、いっそ自分らしく、いっそマニアックな歴史を下敷きにした方がよいのではないか。
そう考え、このサイトの語り部たちは『封神演義』をモチーフにしたキャラクターとして位置づけることにしました。
※封神演義について、簡単に
『封神演義』は、古代中国の殷から周へと時代が移り変わる頃、紀元前11世紀ごろを舞台にした物語です。
殷王朝の末期、暴政を行う王に対し、周の文王・武王たちが立ち上がり、そこに太公望をはじめとする仙人や武人たちが関わっていきます。
歴史そのものというより、史実・伝説・仙人や神々の物語が混ざり合った、中国古典ファンタジーのような作品です。
このキャラクターたちは、原典解説ではありません
このサイトのキャラたちは原典解説ではなく、その物語の雰囲気や役割関係を下敷きにして、私の記事を読みやすくする為の語り部です。
発達障害の当事者性。
相談支援専門員としての視点。
AIとの対話。
家族や人生をめぐる葛藤。
支援の現場で感じる矛盾。
支援者としての理想と、現実の泥臭さ。
そうした複雑なテーマを、ひとつの声だけで語るのではなく、複数の視点から見せるためのキャラクターです。
なぜ、封神演義なのか
封神演義は、単なる仙人や妖怪の物語ではありません。
王朝の交代、時代の変化、人の役割、忠義、戦略、理想と現実のぶつかり合い。
そうしたものが混ざり合った物語です。
私がこのサイトで書いていることも、単なる発達障害の説明だけではありません。
自分の人生をどう受け止め直すか。
過去の傷をどう整理するか。
支援者として、本人の人生にどう関わるか。
AIという新しい相棒を、どう使いこなすか。
社会の中で、発達特性をどう強みに変えていくか。
そうしたことを扱っています。
だからこそ、軽いキャラクター紹介だけでは物足りませんでした。
この語り部たちは、ゆるく見えても、背景には少し重い役割を持っています。
私の中にある複数の視点を、キャラクターとして外に出した存在です。
語り部たちの紹介
このサイトに登場する語り部たちは、以下の五人です。
先王:文王
現王:武王
軍師:呂尚(太公望)
将軍:武吉
隠密:楊戩
それぞれが、私の文章の中で違う役割を担っています。
先王:文王
全体を見渡す、先代の視点、真面目すぎる人

文王は、全体を見渡す存在です。
すぐに結論を出すのではなく、人それぞれの違いや背景を踏まえながら、物事を大きな流れの中で捉えます。
このサイトでは、人生の経過、家族の連鎖、発達特性の背景、支援の理念などを語るときに、文王の視点が出てきます。
誰かを責めるのではなく、
なぜそうなったのか。
どのような背景があったのか。
その人の人生の中で、何が積み重なってきたのか。
そうした広い視点を担うキャラクターです。

「人は、制度のために生きるのではない。制度は、人が生きるためにある」
正しいんですが、真面目過ぎて、まずボケません。でも大事な、話の背骨をまっすぐもどしてくれます。
現王:武王
問いを立て、現実を動かす視点、せっかちな人

武王は、問いを立て、決断し、現実を前に進める存在です。
文王が全体を見渡すなら、武王は「では、今どうするのか」を考えます。
支援の現場では、理解するだけでは足りません。
本人の背景を理解する。
家族の事情を理解する。
障害特性を理解する。
社会の不合理を理解する。
それでも最後には、現実の中でどう動くかを考えなければなりません。

「話は分かった。では、どう動く?」
果断さは長所ですが、なんしかせっかちです。ただ、話を現実に引き戻してくれます。
軍師:呂尚(太公望)
話を整理し、構造にする釣り糸みたいにまとめる人、たまにずるい。

呂尚は、話を整理する存在です。
感情、体験、知識、支援の流れが混ざり合った文章を、構造にしてわかりやすくします。
私自身は、思考が一気につながることがあります。
過去の体験。
福祉制度。
発達障害の特性。
支援現場の違和感。
AIとの対話。
家族の問題。
歴史や物語の比喩。
全部並べて、こちらが途方に暮れている時、太公望が釣り糸を垂らします。

「要点はそこです。構造で見れば理解しやすくなります」
正面から言うと角が立つことを、問いの形にしてそっと置く。
真正面からぶつけず、少し斜めから釣り上げる。けど、たまにずるいです。
将軍:武吉
現場感覚と実体験を持ち込む存在、すぐ分かった気になる人

武吉は、現場の感覚を持ち込みますが、難しい話を聞くと、すぐ分かった気になります。
武吉は、すぐ走ります。
すぐ結論を出そうとします。
たまに名探偵みたいな顔をします。
でも、その雑さが助かる時もあります。難しい話が続くと、読みにくくなります。
「で、結局どういうこと?」
「それで本人の生活はどう変わるの?」
「明日から何をすればいいの?」
そんな時に、分かったようなことを言って、話を少し噛み砕いてくれます。

「つまり、犯人は制度だな!」
わかったようなことを言って微妙に間違ってますが、ツッコミを受けて、話をかみ砕いてくれます。
隠密:楊戩
影から本質を突く、静かな観察者

楊戩は、みんなと一緒のところにはいらず、壁の裏で盗み聞きをしています。陰キャの職業ストーカーみたいな立ち位置です。
声ちっちゃい(20db)です。
でも、こっそり話を聞いていて、ねっとりとした感想を持ってます。

「……それ、誰目線やねん。」
楊戩は、このサイトにおける影のツッコミ役です。
登場キャラクターたちは、だいたい発達障害的です
この語り部たちは、みなどこか発達障害的な偏りを持っています。
全体を見すぎる。
理屈を組み立てすぎる。
現場感覚が強すぎる。
違和感に気づきすぎる。
言葉の裏にある構造を読みすぎる。
それは弱点でもありますが、このサイトでは強みにもなります。
このキャラクターたちは、難しい話を軽くするためだけにいるわけではありません。
重い話に、少し距離をつくるため。
制度の話に、人間くささを残すため。
私ひとりの語りになりすぎないため。
文王が、真面目に背骨を戻す。
武王が、せっかちに現実へ戻す。
太公望が、釣り糸みたいに論点をまとめる。
武吉が、雑に分かった気になって読者の疑問を拾う。
よーせんが、壁の裏から一番痛いところを刺す。
この5人がいることで、重い話も少しだけ読みやすくなります。
これからの記事でも、必要なところで登場してもらう予定です。

語り部たちが実際に登場する記事は、「語り部」カテゴリーにまとめています。
文王が背骨を戻し、太公望が論点を釣り上げ、よーせんが壁の裏から刺す。
そんな少し変わった読み方をしたい方は、こちらからどうぞ。

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